■ハーバリウムの材料(ガラス瓶、オイル、花材等)を販売中!
■ハーバリウムって何だろう?!
今、おしゃれなインテリアとして注目を浴びている『ハーバリウム』の作り方を公開します!(当店流の作り方ですが、一般的な作り方だと思います。)
そもそも、ハーバリウムとは、特殊なオイルの中に植物を入れた『植物標本』のこと。最近では、カラフルな花材を特殊なオイル入りのガラスビンに詰めた、観賞用のインテリア雑貨のことを指すことが多いです。
特殊なオイルの中に植物を入れています。
お手入れは不要で、日に当てる必要もありません。
リビングや洗面所、トイレ、玄関、キッチンなど、お好きな場所に飾って、お楽しみいただけます!
また、お誕生日プレゼントや結婚祝いなどの贈り物や引出物にも大変喜ばれる、新しいカタチのフラワーギフトです♪
ハーバリウムを作ってみたいけれど、どんな材料が必要なのか、どこで買えるのか(当店で販売中♪)、作り方が分からない、という方は、ぜひ・こちらのページを最後までご覧ください。失敗しやすいポイントなども記載しています。
■用意する材料・道具
- ハーバリウム専用オイル(※1)
- 花材:プリザーブドフラワー、ドライフラワー、アーティシャルフラワー(※2)
- 密閉度の高いガラス瓶(※3)
- 長めのピンセット
(※1)ハーバリウム専用オイルについて
ハーバリウムを制作する上で欠かせないアイテムが『ハーバリウム専用オイル』。オイル選びが”肝”と言ってもいいぐらい、オイル選びは重要です。なぜなら、オイルの種類によっては、危険物扱いに該当するものもあり、また香料などが入っているものもありますので、オイル選びには注意が必要です。
※下記写真は、香料が入っているベビーオイルを使用し、制作した失敗例です。
市販のベビーオイルで作ってみたときの写真です。
制作してから2時間後には浮いていた花材が沈んでしまいました(T_T)
香料が入っていた他、粘度の低いサラサラしたオイルでした。また、市販のベビーオイルの場合には、花材の色を溶かしてしまうことがあります。
Acorn-Style*で販売しているハーバリウム専用オイルは、ハーバリウムを制作するために開発された100%純粋なミネラルオイルです。化粧品原料基準及び食品添加物成分規格にも合格済みで、引火点250℃以上の非危険物のオイルです。当オイルは、サラダ油程度の粘度になります。
▼専用オイルで作ったハーバリウムは、花材が沈むこともなく、下記写真のように綺麗に浮きます。
(※2)花材選びのポイント
花材には保存処理済みのプリザーブドフラワーやドライフラワー等、水分を含まない花材を使用してください。
×水分を多く含んでいる生花は使用しないでください。
(オイルには植物を生きたまま保存できるような効果はありません。生花の場合、すぐに腐ります。)
※プリザーブドフラワーは、花材によっては一部着色料がオイルに溶け出す場合がございます。
※ドライフラワーは、十分乾燥させたものを使用してください。水分が残った花材を使用するとすぐに腐ります。
(※3)密閉度の高いガラス瓶を選ぼう
ガラス瓶であれば、どれでもいい、という訳ではありません。当店も最初、何も知識がないときには、市販の安価なガラス瓶で試作しましたが、密閉性が低いため、蓋をしていても数時間程でオイルが漏れ始めました。ガラスボトルの選び方も重要です。
※ハーバリウムを販売している方の中には、接着剤を使ってキャップをガラス瓶に接着するケースを見かけますが、当店ではおすすめできません。ハーバリウムが不要になった時に、分別して廃棄することができなくなるためです。ハーバリウムを使う方が使用しやすいように制作するのが望ましいと考えます。(当店流の考え方です。)
※当店で販売しているガラス瓶は、密閉性の高いガラス瓶です。
3本から購入できます!
Acorn-Style* ハーバリウム資材販売中!
■ハーバリウムの作り方・手順
ザックリと大まかな流れを書きますと・・・
- ガラス瓶を洗浄・消毒・十分乾燥させる
- 乾燥した花材をガラス瓶にピンセットで入れ、配置する
- ガラス瓶の中にハーバリウム専用オイルを注ぐ
- 花材に含まれた空気を逃がすため、しばらくしてからキャップを密栓する
- ハーバリウムの完成!
それでは、ハーバリウムの作り方(詳細)をご紹介します!
1.ガラス瓶を洗浄・消毒・十分乾燥させる
人によって、ガラス瓶の洗浄・消毒をされる方と、されない方がいらっしゃいます。これについては、各個人の考えで行うことをおすすめします。古い瓶などを使用したり、瓶を再利用する際には、洗浄・消毒・乾燥をおすすめします。
参考までに、洗浄する場合には洗剤でよく洗い、十分乾燥させた後、エタノールでガラス瓶の内部を消毒します。消毒後も十分乾燥させてください。乾燥が100%でないと、ハーバリウムに水分が混ざり、オイルと分離してしまったり、花材がオイルの中でカビたりします。
個人的には新品の瓶をそのまま使用する方がハーバリウム制作には向いているように感じますが(乾燥が十分でないリスクの方が高いため)、個々の考えのもと、行ってください。
2.乾燥した花材をガラス瓶にピンセットで入れ、配置する
<ポイント!>
ガラス瓶に花材を詰める前におすすめなのが、作業台の上で花材を並べ、完成イメージを想像しながら配置してみてください。いきなりガラス瓶に花材を詰めてしまうと、花材の位置を変更する際、ピンセットでガラス瓶から花材を抜き出す作業が発生し、手間がかかります。ですので、上記写真のように配置イメージを考えてからガラス瓶に詰めることをオススメします!
次に・・・花材のレイアウトが決まったら、ガラス瓶にピンセットで花材を入れていきます。(入れる前に花粉や汚れを落としてから入れてくださいね。)
3.ガラス瓶の中にハーバリウム専用オイルを注ぐ
花材のセッティングが終わりましたら、ハーバリウム専用オイルをガラス瓶の中に注ぎます。オイル専用ボトルから慎重にガラス瓶にオイルを注いでも構いませんが、注ぎにくい方は、新品の紙コップにオイルを移してから、ガラス瓶に注ぎ込むと、こぼれにくいのでおすすめです。
※こちらはAcorn-Style*で販売しているお試しキットを使用した場合の方法です。
【オイルを充填する際の注意点】
オイルの熱膨張による容器の変形を防ぐため、ビン内部に少し空気を残して密栓してください。(必ずボトルのねじ部分よりも下の方でとどめてください。)
4.花材に含まれた空気を逃がすため、しばらくしてからキャップを密栓する
【オイル充填後の注意点】
オイルを充填してすぐにキャップを密栓しないでください。
しばらくしてから密栓してください。
(花材に含まれた空気を逃がすため、すぐには密栓しないでください。)
また、キャップは強く締めすぎないでください。
5.ハーバリウムの完成です!
キャップを密栓したら、ハーバリウムの完成です。
リビングや洗面所、トイレ、玄関、キッチンなど、お好きな場所に飾って、お楽しみいただけます!
【ハーバリウムを飾る際の注意点】
ハーバリウムで使用するオイルは、Acorn-Style*で販売しているオイルのみならず、可燃性オイルです。火気近くでは絶対に飾らないよう注意してください。(ガスコンロ、ストーブ、車内での長時間保管など)
■ハーバリウムの気になるギモン
ここでは、ハーバリウム制作する上で、悩みやすいポイントを掲載します!
【小さな実など、オイルの中で花材が浮いてきてしまう・・・】
一度は経験している方もいらっしゃると思います。小さな実などの上にかすみ草を配置すると、浮きにくくなりますので、ぜひお試しください。
【花材が沈んでしまう、花材が沈む原因が分からない・・・】
同じ花材を使用しても、沈まない場合と沈む場合があります。ページ上部でも触れていますが、どこにでも売っている安価なベビーオイルの中には、香料が入っていたり、粘度が低いオイルがあり、花材が沈んでしまったり、花材の着色がオイルに溶け出してしまうことがあります。(実際、当店も試作の段階で花材が沈みました。)
沈まないようにするには、ハーバリウム専用オイルで制作することを推奨いたします。粘度が高く(ドロドロしています)、無香料で、ハーバリウムを制作するために作られたオイルですので、花材が沈む心配はなくなります。
◆Acorn-Style* ハーバリウム資材(オイル・花材・ガラス瓶など)を販売中!
【キャップを締めているのに、オイルが漏れ出した原因は?】
密閉性の低いガラス瓶でハーバリウムを制作すると、キャップをしているにも関わらず、いつの間にか、蓋やガラス瓶の外側をオイルが滴っている、漏れ出していることがあります。対処法としましては、密閉性の高いガラス瓶で制作すること、です。
■まとめ・・・
ハーバリウムの作り方を公開しましたが、いかがでしたか?!このページをご覧になっている方は、ハーバリウムにご興味のある方だと思います。読んでみて、”ますます興味が湧いた!”という方で、まだ何も資材を持ち合わせていない場合には、Acorn-Style*で販売している『ハーバリウムお試しキット』をご検討ください。
中には、”う~ん・・・私には無理そうだわ。” ”ちょっと面倒くさそう・・・でも欲しい。”という方もいらっしゃると思います。その場合には、Acorn-Style*でデザイン・制作した完成品を多数販売していますので、よろしければご検討ください♪
■ハーバリウムのある生活・・・
仕事中、ふと、机の上の隅に置かれているハーバリウムを目にすると、ココロ穏やかになります。Acorn-Style*では、ハーバリウムを使う方のシーンに合わせて、いろいろな種類のハーバリウムを展開しています。
仕事中に疲れたココロを癒したいなぁ~という方には、グリーンの花材を使ったハーバリウムを作ってみたり、元気が欲しい!という方には、オレンジやイエローなどの元気カラーのハーバリウムを、カワイイ物が好き!という方には、お姫さま風のパステルカラー調のハーバリウムを作ってみたりしています。
何かテーマや使用するシーンを思い浮かべながら、制作したり、ディスプレイするのもハーバリウムの楽しみ方のひとつだと思います♪
ぜひ!ハーバリウムのある生活をお楽しみください!!
■お願い・・・
- 本ページでは、実際当店が試作~販売に至るまでの間の失敗談や悩んだ点を掲載しております。無断転載・引用はご遠慮ください。
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